キャンセル率が3%以上ある医院を対象にして、年齢別キャンセル率を調べてみました。
キャンセル率の平均値は下記のようになりました。
10歳以下 4.98%
10代 4.84%
20代 23.10%
30代 23.50%
40代 22.22%
50代 8.30%
60代 3.80%
70代 5.60%
80代以降 3.56%
20代から40代のキャンセル率を足すと約70%程度になるというとても高い数値であることが分かりました。
個別に、それぞれの医院の20代から40代までのキャンセル率を足してみると、61.8%から73.6%に入ることがわかりまして、キャンセル率が3%以上の医院においては、6割以上のキャンセルが20代から40代であることが分かりました。多い医院については、約3分の2が20代から40代のキャンセルであるということが分かります。
また、キャンセル率が3%以下の医院を調べてみたところ、20代から40代のキャンセルはあるものの50%以下であることもわかりました。
20代から40代のキャンセルを減らすことで、医院全体のキャンセル率を減らすことができると考えられます。
まさにネット人口であり、生産年齢人口の世代のキャンセルを減らすことで、医院のキャンセル率を減らすことができます。リマインドメール、予約の確認電話、リマインドメールの内容を20代から40代用に変化をさせるものを送る、ネット予約ページの改善など、20代から40代に絞ってキャンセル対策を行ってみることでもキャンセル率をまだまだ下げることができるかもしれません。