頭痛は若い女性に多いので、LINEで簡単に予約がとれるのは良いですね。別の病院に通っていた方で「ネットで予約がとれるから」とこちらに転院された方もいます。
—— はじめにクリニックの特徴を教えていただけますか?
当院では脳神経に関連するすべての疾患を幅広く診療しています。頭痛、生活習慣病、禁煙外来、睡眠障害、睡眠時無呼吸症候群などです。
とくに脳卒中をたくさん診てきた経験から、脳卒中が生活習慣に起因することが分かっているので、発症する前の一次予防に取り組みたいと思っています。
そのために禁煙外来も設けました。試験に合格しないと開設できないので、勉強しましたよ。
—— 一般的に脳の病気というとMRIがある大きい病院にかからないといけない、つまり病院を受診するハードルが高いイメージがありますが、どのような患者さんに受診してほしいとお考えですか?
他の脳神経外科クリニックではMRIを撮って診断結果を伝えて終わりのことが多いのですが、当院はそもそもMRIの必要性についてもセレクトしながら診療しています。必要があれば連携医療機関に紹介する方針です。
MRIを撮って異常なしと言われ帰されてしまったものの、症状は全然良くならずに困っている方も多いんです。そのような方々を対象にしています。
—— 弊社にはご開業の約6ヶ月前に初めてお問い合わせいただきました。予約システムを導入しようとお考えになった理由やメディカル革命にお問い合わせいただいたきっかけを教えていただけますか?
当院は私を含めスタッフ3名でクリニックを回しています。
少ない人数でいかに成果を出すかが大事で、可能な限り自動化、省力化を目指す必要があります。
いくつか見た中で、LINEで予約がとれる、多言語機能があるなど候補を絞り込んでいった結果、メディカル革命に辿り着きました。
途中から予約システムを入れるのは大変ですので、開業のタイミングでWEB予約ありきの運用を始めることができたのは良かったです。
—— ご開業後7ヶ月までの予約データを拝見しますと、予約数が順調に伸びて現在、安定しています。患者さんの数が増え、且つ継続して通院される患者さんの予約も多いことが伺えますが、先生の実感としていかがでしょうか?
だいたい予想していたとおりです。もう少し多いのかなとも思っていました。
頭痛は若い女性に多いので、若い人なら誰でもやっているLINEで簡単に予約がとれる仕組みを提供できて良かったと思います。当日でも予約が入ります。また、別の病院に通っている方で「ネットで予約がとれるから」とこちらに転院された方もいらっしゃいますので、利便性の良さが新患獲得に繋がっていると思います。
予約サイトのメニューの1つに「頭痛外来初診」を設けています。頭痛でお悩みの患者さんが来院されることが多いので、専門性をアピールすることができてよかったと思います。
—— 初診のメニューを一般外来、物忘れ外来、頭痛外来、顔の痛み外来、のように症状別に選択できるように分類されていますね。初診予約の内訳は、ご開業後8ヶ月までのデータを見ると一般外来46.8%、頭痛外来45.4%と、「頭痛」で来院される方の割合が際立って多いことが分かります。
「頭痛」という診療メニューを設定することにより、当院の専門性のアピールにもなっています。
診療メニューによって診察の予約時間も調節しています。
頭痛外来は若い人が多いので、比較的診察時間は短いです。反対に物忘れ外来はご高齢の方が多いので時間がかかります。頭痛は20分、その他の初診は30分に設定しており、適切な時間で運用できているので、そこも良かったと思っています。
「一般外来」は頭痛以外の症状。手の震えがある、頭を打った、麻痺がある、脳梗塞、脳腫瘍の方の経過観察などです。
私は特定の年齢層に偏らず診察したいと思っていますので、ここでは0歳児から100歳近い人まで、すべての年齢の患者さんを診察できていて非常に充実しています。
お問い合わせはこちらから
(電話受付時間/平日9:00-17:30)
※オペレーターへ繋がります。
担当より折り返しさせていただきます。
—— メディカル革命は多言語にも対応しています(※)。脳神経まちだクリニック様には英語の予約サイトをご用意いただき、サイト内の翻訳語も英語が堪能な先生にすべて細かくチェックいただきました。
月に数名ですが、英語での診察をすることがあります。英語サイトを見て安心して来てくれているようです。
※多言語機能はオプション機能です。
—— メディカル革命の機能の中で気に入っている機能はありますか?
簡易問診機能は大変役立っています。
患者さんの背景を知らないと、なかなかその病気の本質には迫れないところがあるので非常に重要なんです。
患者さんが途中で回答が嫌にならないように極力簡単な作りにしています。診察時にも再度聞き直しはしますが、どういう人が来るのかあらかじめ分かるのでありがたいです。
回答は事務担当が電子カルテにコピペしてくれています。電子カルテもクラウドなので、操作は簡単ですね。
その他には、患者さんが見る予約サイトですね。わかりやすい作りだと思います。画面が出てくるのも早いですし、簡単に操作できるところがなかなかいいなと思っています。
メディカル革命を導入していなかったら、すべて電話で対応していたところを自動で予約受付してくれている。それだけで十分に役割を果たしており、非常に良かったです。
—— 今後、メディカル革命をどのように活用していきたいとお考えでしょうか?
現状で十分満足しています。私は大学病院勤めだったために、クリニックの予約システムは初めてなので他と比べることができないのですが、メディカル革命を導入していなかったら、すべて電話になりますよね。予約受付を自動でやってくれているので、十分に役割を果たしており、非常に良かったと思っています。
今後より良いシステムにしていただけると嬉しいですね。
—— 今後のクリニックの理念や、院長先生の目指す医療、ふだんから心がけていることについてお聞かせ下さい。
「患者さんファースト」ですね。
患者さんの訴えをよく聞いて、患者さんがいろんな症状を持っていたらそれを和らげるように心がけています。
そして、地域に根差した医療を提供し、この地域の人たちの助けになりたいです。
私は三叉神経痛(顔の痛み)も専門としていて患者さんをたくさん診てきましたが、実はストレスや心の病が原因の場合もあります。慢性頭痛の原因のほとんども精神疾患であることが多いです。
そういう患者さんの治療にも取り組みたいと思っています。
また、MRIを撮って異常が見つからなくても症状が残る人には非常に効果がある薬がありますから、患者さんには早めに受診してほしいですね。
私自身は生涯現役を目指したいなと思っています。定年退職して余暇を過ごしたいと思っていたのに、忙しくてできそうにありません。嬉しい悲鳴ですね(笑)
糟谷院長先生、休む暇もないほどお忙しいとのことですが、先生がいらっしゃることは地域で頭痛などにお悩みの方にはとても心強いと思います。必要な方が必要なときに予約がしやすくなるように弊社もお手伝いをしていきたいとあらためて思いました。貴重なお話をありがとうございました!
▼ 脳神経まちだクリニック様 WEBサイト
https://neuro-machida.jp/