診療予約システム「メディカル革命 byGMO」は、クリニック・病院の予約管理の効率化、経営改善、集患を実現するクラウド型の予約システムです。受付の業務軽減・効率化・省人化を実現します。受付・精算業務は非接触チェックインや、オンライン決済機能を活用することで60%以上削減が可能です。

新規開院時の医院の予約数について

コラム 予約白書

投稿日:2018年7月16日 更新日:

約半年前に開院したばかりの医院について患者数があまり伸びていない状況があり改善状況はどこにあるかについて調べてみました。

その医院をA医院とします。A医院は、患者数が足りなくて困っていて、現在約7ヶ月目の医院です。

A医院の開院の半年前に開院したB医院とのデータ比較を行ってみました。
B医院については、現在、約1年近く経っていて現在、患者数については、1ヶ月に1000人を超える月も出てきていて、患者数についてはきちんと伸びていて、問題がない医院です。

開院約半年で患者数が伸び悩んでいるA医院と
開院約1年で患者数がきちんと伸びてきているB医院とで
違いについて調べてみました。

今回注目したのは新患数、新患率がどこまで開院したばかりの医院の患者数の伸び率などに影響しているのかを調べてみました。

まず、A医院、B医院の開院後、7ヶ月の予約数および新患数、新患率の表を下記に掲載します。

上記二つの表を見る限り、A医院、B医院の予約数の平均値は、7ヶ月のトータルで100人以上B医院のほうが多い傾向にはあるが、新患数の平均、新患率の平均ともにほとんど変わらない傾向にあり、新患率については、A医院のほうが多いことが分かります。

ここで、開院したばかりの2ヶ月の新患数や、新患率については3ヶ月目以降と異なりそうだったため、3ヶ月目から7ヶ月目のデータで比較をしてみました。

上記3ヶ月目から7ヶ月目のデータから新患率がほぼ同じであるにもかかわらず、B医院のほうが明らかに新患数が多いことが分かりました。

A医院がこれから患者数をもっと早いベースで1000人まで伸ばしていくためには、明らかに新患数が足りないことが分かります。

最初のスタート時の患者数をきちんと取るためにもは、1ヶ月目、2ヶ月目の施策は大事ではありますが、予約数をきちんと伸ばしていくためには、恒久的に新患を獲得する必要があることが分かります。

あくまで目安ではありますが、このB医院の事例から、開院3ヶ月以降1年以内の医院の新患率は、約15%以上であり、新患数は月間80人以上が目安になることが分かります。

お問い合わせはこちらから

03-6413-0612

電話受付時間 平日9:00-17:30
※オペレーターへ繋がります。
担当より折り返しさせていただきます。