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小児科クリニックの予約管理① LINEでつながり、予約につなげる。インフルエンザワクチンの予約戦略

メディカル革命コラム
Yuko Inoue

こんにちは。GMOリザーブプラスです。

秋から冬にかけてのインフルエンザシーズン、小児科クリニックにとって頭を悩ませるのが「ワクチンの予約管理」と「告知のタイミング」ではないでしょうか?

特に、痛くない鼻スプレータイプの「フルミスト」など人気が集中するワクチンは、受付開始直後から電話が鳴り止まなかったり、スタッフが対応に追われたりと、現場の負担も大きくなりがちです。

今年、弊社のお客様の小児科クリニック様で、「公式LINEで受付開始を案内したら、わずか数時間で用意したフルミストの在庫がすべて満枠になった」という出来事がありました。

そのクリニック様では昨年10月のインフルエンザワクチン全体の予約数が前年比2.4倍にまで急増しました。

そして迎えた今シーズン、流行期が早まった影響もありますが、院長先生が実感されていたのは別の理由でした。

「『あそこのクリニックなら、LINEですぐ予約できるから助かる』と、近隣の親御さんが真っ先にうちを選んでくださっているようです」

なぜ、予約システムとLINE発信を組み合わせるだけで、これほど自然に患者さんが集まるのか。その理由を解説してみたいと思います。

 

1.患者さんは「一番ラクで確実なクリニック」を選ぶ

子育て中の親御さんは、仕事に家事に育児にと毎日とても忙しいスケジュールを過ごしています。

従来の「ホームページで予約開始日をチェックし、指定の時間に電話をかけたり、入力項目の多いサイトにアクセスする」という方法は、親御さんにとって大きな手間とストレスです。

従来の予約:「いつ予約始まるのかな?」と何度もHPを見に行き、受付開始に気づいたときには枠が埋まっていたり、電話がつながらなかったりする。

LINE×予約システム: いつも使っているスマホのLINEに「本日より受付開始」と届き、タップしてそのまま約15秒で予約完了する。

この体験をした親御さんは、「予約をとるなら、あそこが一番ラク!」と実感します。 スマートフォンが普及した昨今は誰でも、面倒な手順より「思い立ったらその場ですぐ完了できる場所」を自然と選びます。予約のしやすさそのものが、他院との大きな差別化になり、結果として強力な集患力につながるのです。

 

2.「お知らせ」と「予約画面」がつながっているから、取りこぼさない

ホームページにお知らせを載せるだけでは、患者さんが見に来てくれるのを「待つ」しかありません。

しかし、LINEを使えばクリニック側から直接親御さんのスマホへ情報を届けられます(プッシュ通知)。

ここで決定的に重要なのが、「お知らせのメッセージが来たら、同じ画面から直接予約に進めること」です。

せっかくLINEでお知らせを送っても、「予約は専用サイトからログインしてください」となっていたり、手順が複雑だったりすると、途中で「後でやろう」と離脱してしまいます。

メッセージを開いて、予約ボタンをタップして、日時を選ぶだけ。 この「迷わない導線」が整っているからこそ、配信からわずか数時間で一気に予約が埋まるような行動が生まれます。

 

3. 日頃のLINE配信が「いざという時に思い出してもらえる関係」をつくる

「ワクチンシーズンだけLINEを動かせばいいのでは?」と思われるかもしれませんが、実は普段からの関係づくりが効いてきます。

このクリニック様では、日頃から「休診日のお知らせ」や「季節の感染症情報」「子どもの健康アドバイス」などを定期的にLINEで届けていました。

頻繁に送る必要はありませんが、月に1~2回でも有益な情報が届いていると、親御さんのスマホの中で「身近で頼れるクリニック」としての存在感が定着します。

  • 普段からLINEでつながっているから、安心感がある
  • ワクチンや発熱など、必要なタイミングで真っ先に顔が浮かぶ
  • 「LINEですぐ予約できる」と分かっているから、迷わず予約する

日頃の情報発信で信頼を積み重ねているからこそ、予約受付の案内を送った瞬間に「待ってました」とばかりに予約が入るのです。

なお、今回の小児科クリニック様では、昨年もフルミストの追加入荷情報をこまめにLINEでお知らせしていました。

そのため親御さん側には、「ここにつながっていれば、大事な情報はちゃんと届く」「今年もLINEで教えてくれるはず」という期待と安心感がすでにあったのではないかと思われます。

配信が定着すると、患者さんは「いつ予約が始まるか」を何度もホームページに見に行ったり問い合わせたりする手間がなくなり、「お知らせが届くのを待つ」という行動に変わっていきます。

この「待っていれば大丈夫」という安心感こそが、日頃の情報発信によって築かれたクリニックと患者さんの確かな信頼関係の表れではないでしょうか。

 

 4.予約システムは「受付作業を減らす道具」ではなく「選ばれるための仕組み」

予約システムを導入する目的は、スタッフの電話対応を減らしたり、紙の台帳をなくしたりといった「業務の効率化」だけではありません。

  • クリニックからの発信(LINE)で、必要なタイミングに情報を届ける
  • 患者さんが「思い立った瞬間」に、迷わず予約を完了できる
  • 「予約しやすいクリニック」として認知され、次の予防接種や一般診療のリピートにつながる

このように、 「クリニックからの発信」と「スムーズな予約体験」をセットで整えることこそが、自然と患者さんに選ばれ続けるクリニックづくりの一番の近道です。

「メディカル革命 byGMO」は、患者さんがストレスなく予約できるLINE連携をはじめ、クリニックと患者さんが自然につながり続ける予約環境づくりを支援しています。

単なる「予約管理の効率化」にとどまらず、患者さんから「予約しやすいからここに行こう」と真っ先に選ばれるクリニックへの第一歩として、ぜひご活用ください。

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この記事を書いた人

Yuko Inoue
profile_RP_inoue

2017年、GMOグループジョイン前の株式会社医療予約技術研究所に入社。 カスタマーサクセス部門で200以上の病院、クリニック、自治体の子育て支援施設の予約システム導入支援や大型プロジェクトに携わり、2024年5月より現職。 現在は予約のエキスパートとして、予約システム選びに関するアドバイスなど、医療機関の意思決定の参考となる様々な情報の発信を行なっている。 予約システムに関わる以前は外資系ITリサーチ&コンサルティング会社のIT部門に10年以上勤務。

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