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歯科医院・病院経営者必見! ホームページ制作の費用や見積もりの秘密を大公開

自院のホームページを持って情報発信を行うことは、もはや当たり前の時代ですね。
そんな中、貴院の魅力をアピールする、よりよいホームページを制作するためにも、見積もりや費用の知識を身につける必要があります

医療の世界ではインフォームドコンセントが浸透していますが、ホームページ制作の世界はまだまだ、発注者側の知識が必要なのが実情です。

そこで今回は、ホームページ制作に関する費用と見積もりについて徹底解説します
貴院のホームページ制作の発注に、ぜひお役立てください!

発注・見積もりの注意点

ホームページを発注する業者は決まっているでしょうか?
そうだとしても、ちょっと待ってください。
ぜひ発注の前に、以下の項目に対応しているかもご考慮ください。

医院向けホームページの専門業者を選ぶ

医院のホームページ制作は、「医療専門用語の理解」「医療器具や機器の理解」「患者さん目線と医院目線の理解」など、経験がモノを言う世界!
一般の制作会社に依頼する場合は、上記についてきちんと対応してもらえそうか、確認しましょう。

医療ならではの法対応が可能か

意外なことに、「自院のホームページならなにを書いてもよい」と認識されている先生や業者がいらっしゃいます。
しかし、ここは要注意です!
厚生労働省が医院ホームページの広告規制ガイドラインを発表しており、通報制度なども設けています

参考:医療法における病院等の広告規制について

こういった法対応にも理解のある業者を選びたいものです。

見積もり額の費用は2年間で考える

一般的なホームページでしたら、まずは制作後2年間はそのまま使う、と考えますと、初期費用+2年間の運営費用で考えるのが妥当でしょう。
「初期費用」「向こう2年間の費用(サーバ費用、メンテナンス費用、想定できる改修費用)」これらを合算して、費用想定する必要があります。
業者としては、「初期費用を抑えて、月額費用などで回収する」「初期費用を多めに取る」「はじめは安価にして、少しずつ価格を上げる」などの価格設定をしていることが多いので、初期費用と固定費用を総合的に考えて判断しましょう

スマホ対応

現代ではホームページ訪問者の約半数以上がスマートフォンである場合もあります。
スマートフォンサイトの制作については、「レスポンシブ=同じHTMLをあらゆる訪問者に動的フィットさせる手法」「スマホ用ホームページを専用に制作する手法」の2種類があります。
いずれかに対応している業者を選びましょう。

参考:Wikipedia レスポンシブWebデザイン

CMS対応

ホームページの更新については、定期的なニュースやブログの発信が欠かせません。
通常は「ワードプレス」と呼ばれる、CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)を利用することが多いです。
発注・見積もりの際は、「医院側で、CMSでのブログ更新などは可能ですか?」とご確認ください。

参考:ワードプレス 公式サイト

お問い合わせフォーム

ホームページを見た患者さんが不明点などを問い合わせできるように、お問い合わせフォームの設置が必要です。
大事なチャンスをモノにするためにも、お問い合わせフォームの設置に対応したサービスを利用しましょう
また、お問い合わせフォームについては、「EFO(エントリーフォーム最適化)」という考え方があり、入力チェックや入力ガイドなどを工夫して、離脱を防ぐ機能を持ったサービスもあります。高額な診療などの申し込みフォームについては、こういったEFOに対応したサービスを選びましょう。

以下の記事ですと、「80%が入力フォームで離脱している」ということです!
EFOとは?入力フォームを最適化する方法とその効果

EFOに対応した専用のサービスですと、例えば以下のようなものがあります。
GORILLA EFO
EFO(入力フォーム最適化)|ナビキャスト フォームアシスト

独自ドメイン&証明書

基本的なことですが、念のため、医院のホームページが独自ドメインでの公開になることを確認しましょう。
また、メールフォーム(お問い合わせフォーム)を設置する場合、そのフォームがSSL対応(暗号化通信の対応)かも確認しましょう。
最近では、暗号化通信でないと怖くてフォーム送信できない、という患者さんもいます

SEOやリスティングなどの付加価値も

ホームページの運用をはじめると、SEO=検索エンジン最適化対応が必要になってきたり、検索結果などに医院の広告を表示させるためのリスティング広告を出稿したくなる場合があります。
(というか、現代ではSEO抜きにはホームページ運営を語れませんね!)
SEOは大金をかけて本格的にやらなくても、ほんのちょっとだけコツをおさえて、可能な範囲でやるだけでも効果があります。
SEOだけを外部に発注すると高価になりがちですが、制作会社が対応していれば、セット価格などで実施できることが多いです

医院ホームページ制作の費用相場

ホームページ制作については、多くの考慮事項があることがわかりました!
そこで、規模感ごとの費用相場をまとめます。

安価な価格帯(低コストでスマホ対応なし)

スマホ対応:なし
CMS対応:なし
ページ数:5ページ~
更新代行:月1回程度
お問い合わせフォーム:なし、または簡易
SEOなどのコンサル:なし
初期費用:10万円~
年間費用:5万円~

やや安価な価格帯(低コストでスマホ対応あり)

スマホ対応:あり
CMS対応:なし
ページ数:5ページ~
更新代行:月1回程度
お問い合わせフォーム:なし、または簡易
SEOなどのコンサル:なし
初期費用:15万円~
年間費用:5万円~

中間の価格帯(お問い合わせフォーム&CMS)

スマホ対応:あり
CMS対応:あり
ページ数:10ページ~
更新代行:月数回
お問い合わせフォーム:あり
SEOなどのコンサル:部分的にあり
初期費用:30万円~
年間費用:7万円~

上位の価格帯(ページ数増量&部分的なコンサル)

スマホ対応:あり
CMS対応:あり
ページ数:20ページ~
更新代行:月数回以上
お問い合わせフォーム:あり
SEOなどのコンサル:部分的にあり
初期費用:60万円~
年間費用:10万円~

プレミアムな価格帯(専門的なコンサル)

スマホ対応:あり
CMS対応:あり
更新代行:月数回以上
ページ数:20ページ~
お問い合わせフォーム:あり(EFO対応)
SEOなどのコンサル:あり
初期費用:100万円~
年間費用:20万円~

ホームページ制作に関する費用の考え方

人件費と付加価値

ホームページ制作については、主に人件費と付加価値によって金額が決まります。
見積もり書上の表記方法はさまざまですが、背景には「人件費」「付加価値」を加味した金額が設定されています。

人件費

人工(にんく)という単位で見積もる場合は、「専門家1人が、日給5万円で2日専念して、計10万円」といった考え方になり、表記の上では、「2人/日 10万円」とった形式になります。
スタッフのスキルなどによって、この人工の単価が変わってきます。

付加価値

相対的に見て、その会社独自の高度なサービスについては、希少性から割高な設定がされることが多いです。
トップレベルのSEOのノウハウや、専門家によるライティングを行うような場合、特別な価格が付きます。

費用についてはまず、上記の要素が根本にあります。
さらに、外部の専門家を積極的に使うか、社内のスタッフのみで制作するかで、費用が変わってきます。
また、上流工程については、「全体作業見積もりの20%」などとする場合もあります。

制作におけるスタッフ構成が価格に影響
外部のスタッフを積極的に使う場合

コミュニケーションのためのコストや、過剰コストが発生しやすいですが、幅広い提案と高い品質が期待できます。

内部のスタッフをメインとする場合

コミュニケーションコストを抑え、スピーディに動けますが、前者ほどの幅広い提案は難しいです。(社内スタッフの能力によるので、絶対ではありません)

このように、制作体制も価格に関わってくるわけですね。

見積もり項目

ホームページ制作に関する見積もり項目について、それぞれなにを指しているのかを解説します。
とはいえ、ここまで細かな見積もりは少なく、実際はもっと大まかなものが多いと思います。

カテゴリー 項目名 説明
上流工程・企画 プランニング ターゲットやアピールしたいことを明確にし、サイト全体のコンセプトなどを設計します
ディレクション 各専門家に指示を出し、サイトの完成のために制作とりまとめをします
サイト構成設計 サイトに必要なページ、ナビゲーションやインターフェースを設計します
デザイン・制作 トップページデザイン 全体の中でも重要な、トップページのデザインを行います。トップページが完成すると、共通ナビゲーションや全体のデザインが定まります
下層ページデザイン トップページを元に、下層ページ(セカンドページ)をデザインします
写真撮影 医院の設備やスタッフの撮影を行います。デザイナーやライターがカメラマンを兼任することもあります
文章作成(ライティング) 医院が文章を支給しない場合は、代わりに原稿を作成するライターが参加します
ロゴ制作 医院のロゴ制作が必要な場合は、通常別料金になります
コーディング・プログラミング HTMLコーディング HTMLというプログラミング言語(マークアップ言語)を使い、Webページの土台を実装します
CSS(スタイルシート)コーディング CSSというデザイン定義ファイルを作成し、Webページのデザインを実装します
Javascriptプログラミング Javascriptというプログラミング言語を使い、アニメーションや高度な表現を実装します
サーバサイドプログラミング 複雑なメールフォームや、特別な機能については、サーバサイドの機能を使って実装します
テスト・納入 ブラウザ表示テスト PC向けブラウザ、スマートフォン、タブレットなどの各端末で、正常に表示できるかを確認します
システムテスト メールフォームや特殊なシステム部分が正常に動作するかを確認します
CMS設置 ワードプレスなどのCMSをサーバに設置します

運営費用・固定費用について

ホームページの維持に必要な、諸費用についてもまとめました。
すぐに思いつくのはホームページ用のサーバ費用とメンテナンス費用ですが、他にも意外なコストがかかる場合があります。

サーバ費用

ホームページを設置する、サーバ利用のための費用です。
月額数百円~数千円となります。
サービスによっては一括の金額に含まれている場合があります。

メンテナンス費用

ホームページを定期的に修正するための費用です。
月額数千円~となります。
サービスによっては一括の金額に含まれている場合があります。

メールホスティング

医院専用のメールアドレスを利用するための費用です。
月額数百円~となります。
通常はサーバ費用に含まれます。

ドメイン維持費用

医院専用のドメインを利用するための費用です。
月額数百円~となります。
サービスによっては一括の金額に含まれている場合があります。

SSL証明書

医院専用のドメインをSSL対応するための費用です。
月額数百円~となります。
また、証明書の更新のために、定期的に追加コストがかかる場合があります。(年間、1回の更新で1万円以上など)
サービスによっては一括の金額に含まれている場合があります。

外部サービス

EFOやアクセス解析について、専用のツールを使う場合や個別のコンサルティングを利用する場合は、別途費用がかかってきます。

まとめ

今回は、医院ホームページの制作に関する見積もりや費用について解説しました。
参考になったでしょうか?
ぜひ貴院も、ホームページ制作に関する費用について理解を深め、無駄のない投資を行ってください。

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